死のX進化-デクスリューション-

「存在することへの本能」が生み出した、生存し続けようとする進化、デクスリューション。
このページで、そのデクスリューションについてまとめてみる。

まず、このデクスリューションは、更なる進化を求めて実験されたプロトタイプデジモン「ドルシリーズ」に施された死亡しても他者のデジコアを使って進化を繰り返し、生き続けるという改造がX抗体でデジコアから引き出されることで発生した死のX進化である。
これによって進化したデジモンは肉体が朽ち、理性がなくなろうとデジコアを喰らい続ける。
命の持つ「存在し続けることへの本能」が生み出した死んでもなお存在し続けようとする進化がこのデクスリューションである。

デクスリューションによって進化したデジモン
こっちに情報をまとめてるのでここでは参考程度に

デクスドルガモン

更なる進化を求めて実験されたプロトタイプデジモン「ドルシリーズ」の実験当時の成熟期の姿に酷似しているデジモン。
おそらくこの実験を受けたデジモンにデクスリューションが発現したのではないかと思われる。
そしてこのデクスドルガモンは死んだ状態で存在し続けるどころかデジコアを喰らい続けて進化しようとしている。

デクスドルグレモン

実験当時の最終形態に酷似したデジモン。
実験台となったデジモンはこの段階で死亡、もしくは消去されたと思われる。
進化しても目的は変わらず、進化するために膨大なデジコアを欲している。
翼や尻尾の剣先でデジモンを串刺しにして後からまとめてデジコアを捕食するようになり、非常に捕食に適した姿へと進化していることがわかる。

デクスドルゴラモン

そして膨大なデジコアを捕食した先、ドルシリーズの究極の形態がデクスリューションによって実現したのがこのデクスドルゴラモン。
このデクスドルゴラモンになると、自らが存在し続けるためだけにデジコアを欲するようになる。
そのため他のデジモンにとっては脅威以外の何者でもない。
進化前で得た膨大なデジコアの情報を蓄積しているため、全身を拘束具で覆っており、かろうじて単体のデジモンとして活動できている。
この状態でかろうじてデジモンとして活動できているのだからこの拘束具が外れるとデジモンではない強大なプログラムへと変貌してしまうのではないかと思われる
デジモンクロニクルでは同じドルシリーズの究極体、ドルゴラモンがオメガモンXに敗れたことでデクスリューションが発現、このデクスドルゴラモンに進化した。

デクスリューションの行き着いた先

デクスモン

デクスドルゴラモンから生命データ「ドルモン」が分離された姿。
デジモンに分類されないプログラムの類で、仮の姿で現れるが実体はない。
デジコアを探知し、体内で分解、二度と再構成できないように処理するプロセス0からプロセスFを永遠に繰り返すという、デクスリューションで発現した「デジコアを捕食して存在し続ける」という本能がプログラム化されたかのように活動する。
デジコアがなければ活動を停止するが、デジモンが存在し続ける限りその活動を止めることはできず、さらに実体がないため倒すことは不可能な領域である。
そのためデジモンにとっては天敵とも言える存在である。

デクスリューションの真相
ドルシリーズの実験がどのメディアでも詳細に描かれていないため、誰がこのような改造を施したのかは謎に包まれている。
もしかしたら実験当時のドルシリーズがドルガモンやデクスドルガモンとはまた異なった別のデジモンに進化し、ドルグレモンやデクスドルグレモンとは違った最終形態に進化した可能性もなくはない。
しかし残念ながらおそらく今後のアニメや漫画でもデクスリューションの真相は大きく扱われることはないと思われる。
そんな中でデクスリューションに関する真実を知るデジモンもいる。

グランドラクモン

古くからダークエリアの最奥で城を構えるこのデジモンはデクスリューションに関する真実を知っていると言われている。
しかし携帯機やゲーム以外のメディア作品に出ていないため、この真実が何を意味するのかが判明することは絶望的だといえる。

さて、これでデクスリューションに関するまとめは終わり
更なる進化を求めた実験でデジモンの奥深さを改めて実感した。
しかしデクス系デジモンが表舞台に立つことはほぼ絶望的なため、グランドラクモンの知るデクスリューションの真実がどのようなものかすらも黒歴史にされかねない
そのため、意外とすんなりまとめることが出来たので個人的にはこれで満足

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