デジモンの軍団、勢力まとめ

日に日に種類が増えていくデジモン、そんな中で特定の勢力に所属しているデジモンが少なからずいまず。
しかしアニメでは勢力の一員としてではなくただの1個体として成り立ってしまったデジモンや現時点では人数こそ明言されているものの全員揃ってなかったりとあやふやになりかけている組織もいたりします。
このページはそんな設定のみの存在で終わりかねないデジモンたちをまとめて見ようと思って作りました。

四聖獣


所属デジモン:チンロンモン、バイフーモン、シェンウーモン、スーツェーモン

おそらく初めて登場したデジモンの勢力、デジタルワールドの四方を守護し、デジタルワールドの安定を保つ4体のデジモンの総称である。
それぞれ東方がチンロンモン(青龍)、西方がバイフーモン(白虎)、北方がシェンウーモン(玄武)、南方がスーツェーモン(朱雀)といった位置に立っている。
また、その四聖獣たちをまとめ、デジタルワールドの中心に位置するファンロンモン(黄龍)がいるが現時点では詳細がわからないままである。

四聖獣の共通点は4つの目と12個のデジコアを持っていることである。
基本的に四聖獣はデジタルワールドのバランスを保つ存在であり、自ら行動を起こすことは少ない。
そのため使者である十二神将をそれぞれ3体ずつしたがえている。

十二神将(デーヴァ)

所属デジモン:ヴィカラーラモン、クンビラモン、ヴァジラモン、ミヒラモン、アンティラモン、マジラモン、サンティラモン、インダラモン、パジラモン、マクラモン、シンドゥーラモン、チャツラモン

干支の姿をした完全体デジモンの総称で、1体の四聖獣にそれぞれ3体仕えている。
それぞれ
シェンウーモン:ヴィカラーラモン(亥)、クンビラモン(子)、ヴァジラモン(丑)
チンロンモン:ミヒラモン(寅)、アンティラモン(卯)、マジラモン(辰)
スーツェーモン:サンティラモン(巳)、インダラモン(午)、パジラモン(未)
バイフーモン:マクラモン(申)、シンドゥーラモン(酉)、チャツラモン(戌)
という感じでそれぞれ四聖獣に仕えている。

三大天使
所属デジモン:セラフィモン、ケルビモン(善)、オファニモン

生まれながらにして12枚の翼を持ち、9つのホーリーリングを身に付けた至高の天使、ルーチェモンが生み出した3体の天使型デジモン
それぞれが天使型、神聖系デジモンの頂点に立ち、神の領域(カーネル)を守護する役割を担っている

四大竜

所属デジモン:チンロンモン、ホーリードラモン、ゴッドドラモン、メギドラモン
神に最も近いとされる伝説の竜型デジモンのことで、3体の聖竜と1体の邪竜で構成されている。
四大竜というのはあくまで通り名であり、組織というわけではない

ロイヤルナイツ

所属デジモン:オメガモン、マグナモン、デュークモン、デュナスモン、ロードナイトモン、アルフォースブイドラモン、アルファモン、クレニアムモン、スレイプモン、ドゥフトモン、エグザモン、ガンクゥモン

古代デジタルワールド期から存在していたものの、全貌が謎に包まれた聖騎士集団で、ネットワークセキュリティの最高位。
13体存在するといわれ、世界最大の危機に予言の名の下に現れると言われている。
しかし彼らは自らが考える正義の名の下に動き、例えそれが悪と呼ばれる存在であっても自分の考える正義を信じて戦う存在である。
ロイヤルナイツの始祖とされるのが古代デジタルワールド期に起きた大破壊の危機を救ったインペリアルドラモンパラディンモードである、しかしパラディンモードはオメガモンの力によって進化するとされているため、結成に至った理由は不明。
オメガモン自体もはるか古代のデジタルクライシスでウォーグレイモンとメタルガルルモンが融合して誕生したとされており、このオメガモンがロイヤルナイツの一員であるオメガモンと同一人物であるかどうかは不明
また、アルファモンは決して姿を現すことがないため空白の席の主と呼ばれており、ロイヤルナイツの一員でありながら彼らを抑止する役割を持つといわれているが、何故姿を消したのかは不明。
また、ガンクゥモンは次世代を担うハックモンにロイヤルナイツの称号を継がせるべく鍛錬を課しているため、次世代版ロイヤルナイツが現れる可能性もなくはない。
また、メディアで最初にロイヤルナイツの設定が発覚したデュークモンの登場以降10年以上経っても全員揃っていないため、デジモンの息の長さを伺える。

十闘士

所属デジモン:エンシェントグレイモン、エンシェントガルルモン、エンシェントイリスモン、エンシェントメガテリウモン、エンシェントビートモン、エンシェントボルケーモン、エンシェントマーメイモン、エンシェントトロイアモン、エンシェントワイズモン、エンシェントスフィンクモン

古代デジタルワールドを救ったといわれる10体の究極体デジモンで、デジタルワールドで最初に存在した究極体である。
それぞれ、火、光、風、氷、雷、土、水、木、鋼、闇の属性を持っており、スピリットと呼ばれるアイテムを後世へ遺した。

七大魔王

所属デジモン:デーモン、ベルゼブモン、リリスモン、ルーチェモンフォールダウンモード、バルバモン、リヴァイアモン、ベルフェモン

強大な力を持つ7体の魔王型デジモンのことであり、それぞれが独立した存在として君臨しているため、それぞれの関係は薄く、仲間という意識はない。
それぞれが七つの大罪、憤怒(デーモン)、暴食(ベルゼブモン)、色欲(リリスモン)、傲慢(ルーチェモンフォールダウンモード)、貪欲(バルバモン)、嫉妬(リヴァイアモン)、怠惰(ベルフェモン)を司っている。
また、ルーチェモンサタンモードが七つの大罪の紋章を浮かべているが、このサタンモードとなったルーチェモンが七大魔王を生み出したのか、フォールダウンモードから他の七大魔王の力を吸収して進化したのかなど、さまざまな説があるが真相は定かではない。
さらに後年、デジタルワールドの罪を内包し、全ての罪を贖罪する力を秘めた化身型デジモン、オグドモンが現れたが、七大魔王とどのような関係であるかは不明
設定が出てから10年以上経ってもスローペースで登場するロイヤルナイツに対してこちらは設定ができてから2年ちょっとで揃った。

オリンポス十二神

所属デジモン:マルスモン、メルクリモン、ネプトゥーンモン、ミネルヴァモン、アポロモン、ディアナモン、ウルカヌスモン、ウェヌスモン、ケレスモン、ユピテルモン、バッカスモン、ユノモン

ロイヤルナイツと同等の力を持ち、互いの領域を守りつつデジタルワールドで起きた事変には中立の立場を守ってきた謎の多い勢力。
しかしながら反則技含む全ての格闘技に通じたマルスモン、デジタルワールド最速を誇るメルクリモン、全ての海生デジモンを統べるネプトゥーンモンなどといった尋常ではない実力を持ったデジモンで構成されていることは確かである。
2002年にマルスモンが登場してから3年近く設定が放置され、現在でもジントリックスやクルセイダーズなどゲーム関連のメディアを中心に少しずつであったがついに2014年にユノモンが登場し、晴れてすべてのメンバーが揃うことになった。
ちなみに個々の関係が希薄なのでリーダーが誰なのかは不明、モチーフ的にユピテルモンがそうであるかもしれないと思ったがそうでもないようだ。
ついでに元ネタのように兄弟関係や婚姻関係といったものはユピテルモンとユノモンの夫婦関係のみである。
12年も経て全員が揃ったのにもかかわらず依然として組織としての彼らの機能、目的は不明のまま。


ビッグデスターズ

所属デジモン:ドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、オレーグモン、グラビモン

数多のデジモンを統率している将軍で構成された勢力。
それぞれが火烈軍団(ドルビックモン)、月光軍団(ネオヴァンデモン)、木精軍団(ザミエールモン)、水虎軍団(スプラッシュモン)、金賊軍団(オレーグモン)、土神軍団(グラビモン)を指揮している。
各軍団はそれぞれ指揮しているデジモンが異なっており、火烈軍団が竜型デジモン、月光軍団がアンデッド型デジモン、木精軍団が妖精型デジモンと植物型デジモン、水虎軍団がサイボーグ型デジモン、金賊軍団が水棲型デジモンと海獣型デジモン、土神軍団が神獣型デジモンを従えている。
クロスウォーズでデスジェネラルと名義されているがバンダイと東映の連携の悪さなのか単に設定無視なのか敵であるとわかりやすくするための考慮なのかは公式のコメントが待たれるところ。

三銃士
所属デジモン:マグナキッドモン、ベルスターモン、ガンドラモン

デジモンカードリターンズプレミアムセレクトファイル2で唐突に現れた勢力でそれぞれが銃を使うデジモンで構成されている。
しかし組織というよりは四大竜同様周囲にそう呼ばれているだけである可能性が高い、っていうかカードのこいつらは所属のところに三銃士の表記がないのですでに組織としては壊滅しかけている、別に表記する必要のないエグザモンの竜帝は所属のところにちゃっかり表記してるのに。

現時点で揃ってないのはロイヤルナイツのみ。
2011年からジントリックス、コレクターズ、クルセイダーズといったメディアのおかげで一時期よりは盛り上がりを見せつつ新デジモンを出しているため残りを一気に出していくのか、もしくはこれまでどおりややスローペースで出していくのか、そしてハックモンがロイヤルナイツになった際次世代のロイヤルナイツという設定がややこしくならないかなどに期待がかかる。
オリンポスが12年を経てようやく揃ったため最後のロイヤルナイツの登場もそう遠くはないはず。
 

 

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