2003年
アニメが終了し、Xデジモンという新たな概念が生まれた年。
Xデジモンに関してはこちらにまとめてますがまさかXデジモンなしだとここまで寂しくなるとは。
 

 

リヴァイアモン

全てを呑み薙ぎ払う、根源的悪魔!
進化段階:究極体
種族:魔王型
属性:ウィルス種
所属:七大魔王
必殺技:ロストルム、カウダ
初出:デジタルモンスターカードゲームブースター22
登場携帯機:デジヴァイスバースト(バースト進化限定)、デジモンクロスローダー(兵隊、デジメモリ)
登場ゲーム:デジモンストーリー(無印)、デジモンセイバーズ アナザーミッション、デジモンワールドリ:デジタイズデコード
カード:デジタルモンターカードゲームブースター22-覚醒・禁断の闇進化-、ブースター23-創世記を紡ぐ者たち-、ブースター24-七大魔王降臨-、15thアニバーサリーボックス(ブースター23の復刻版)、デジタルモンスターカードゲームαEvolve6-七大魔王降臨編-、EvolveFileセット、ユナイテッドブースター3、デジモンバトルターミナル第2弾、デジモンバトルターミナル02第3弾、デジモンジントリックス第3弾

あまりにも強大な力への恐怖から悪魔獣と呼ばれ、七大魔王の1体に数えられているデジタルワールド最強の怪物である魔王型デジモン。
デジタルワールドすら呑み込むという巨大な顎を持つその長大な怪物は、ダークエリア付近の海底で眠っていると伝えられ、一度目覚めさせたら、頂点に位置するいかなるデジモンをも見下し、他の魔王型はおろか天使系デジモンすら逃げ出すと言われている。
しかし、デジモンとしてデコード(解読)できる限界の存在で、姿を現すことは皆無に等しく、デジタルワールドに巣食う根源的な悪の存在だともいわれている。
必殺技は巨大な顎で全てを破壊するロストルムと長大な尾で全てをなぎ払うカウダ

登場当時はXデジモンが主流だったのでバルバモンと共に久々に初登場したX抗体を持たない普通のデジモン
当初からカードの攻撃力が非常に高いことが話題になっていそうでなっていない。
他の七大魔王が悪魔的デザインであったり黒や紫といった邪悪な雰囲気を強調した色合いで悪魔らしい見た目であるため七大魔王の中でも一際浮いている。
知名度を上げたいのかバルバモン共々その後のブースター23,24に連続で登場、アニメ以外で2体同時に出たら印象薄くなるが、特に事情はなさそうだ。
今でもブースター23のカードはオークションでの相場が比較的高めだがバトルターミナルのウルトラレアはそれほど高騰していない。
なお、同じく七大魔王最強の存在とされるルーチェモンフォールダウンモードとどちらが強いかははっきりしていない。

そしてクロスウォーズでデジメモリによる擬似的な存在ながらも念願のアニメに登場したがデジメモリは歴代主役がほとんどなのでまたまた浮いている、さらに設定無視でエビドラモンよりも小さかったりロストルムが相手を噛み砕く技からハイドロポンプにされたりとかなりスタッフのデジモン知識が問われる部分が目立った、少しは調べてからアニメを製作して欲しい。
なお、漫画版クロスウォーズではちゃんと魔王デジモンとしてその存在がアルフォースブイドラモンから語られた。
デジスト2、ロスエボで出られると思われたがベルフェモン共々ハブられる始末である。
同じく2でハブられたバルバモンはロスエボにて登場したがこんな中途半端に穴を開けられちゃベルゼブモンやデーモンなど他のメンバーも喜ばないだろう。
 

2004年
Xデジモンラッシュを終えたものの一気に寂しくなってしまった年。
一応最後の七大魔王であるベルフェモンとその進化前が登場したが本当にそれだけ。
 

 

アスタモン

無数の悪魔を従える、闇の貴公子!
進化段階:完全体
種族:魔人型
属性:ウィルス種
必殺技:ヘルファイア、マーヴェリック
装備:オーロサルモン
初出:デジタルモンスターカードゲームブースター24
登場携帯機:なし
登場ゲーム:なし
カード:デジタルモンターカードゲームブースター24-七大魔王降臨-、デジタルモンスターカードゲームαEvolve5-セイバーズアタック-、EvolveFileセット、デジモンジントリックス第3弾

完全体でありながら究極体を凌駕する力を持ち、悪魔デジモンを束ねるダークエリアの貴公子である魔人型デジモン。
敵に対する残虐性と味方に対する慈愛を持ち合わせており、そのカリスマ性から従う悪魔デジモンはかなりの数に登るとされている。
自慢のマシンガン「オールサルモン」から放たれる弾丸は意志を持っており、まさに地獄の果てまで敵を追尾する。
必殺技はオーロサルモンの弾丸を全て撃ち尽くすヘルファイアと、自身の暗黒の気を溜めて放つキック、マーヴェリック

最後の七大魔王、ベルフェモンの進化前であるデジモンで、名前の由来は悪魔の1種アスタロトから取られている。
なお、装備しているオーロサルモンはベルゼブモンのベレンヘーナを製作した名工、ガンスミスことウルカヌスモンが製作している。
初登場したブースター24ではスーパーレアで、最後の七大魔王であったベルフェモンの進化前であることもあり、このレアリティは妥当だろう。
そしてクロスウォーズ3期でリョウマのパートナー、サイケモンの進化形態としてまさかのレギュラー化を果たしたがあまり大きな活躍をしておらず空気キャラになっていたが、最終回にて実はクオーツモンの本体でありリョウマを陰で操っていたことが判明、まさかのラスボスとなった。
 


 

 

2005年
特番ではあるが2年ぶりのアニメであるゼヴォが放送されたり育成携帯機のアクセル、ミニが発売されたりと復活の兆しが見えた年。
しかしアクセル登場デジモン、特に成長期から完全体までのデジモンはほとんどがマイナーなデジモンになってしまった。
 

 

クレニアムモン

魔槍クラウ・ソラスの高速回転はすべてのデータを粉砕!
進化段階:究極体
種族:聖騎士型
属性:ワクチン種
所属:ロイヤルナイツ
必殺技:エンドワルツ、ゴッドブレス
装備:クラウ・ソラス、アヴァロン
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジヴァイスバースト(バースト進化限定)
登場ゲーム:デジモンストーリー(ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1、15thアニバーサリーボックス(デジタライズブースター1のゴールドエッチング仕様)、デジタルモンスターカードゲームαEvolve6、ユナイテッドブースター2

ロイヤルナイツの中で最も礼節をわきまえた聖騎士型デジモン。
完璧主義者であり、イグドラシルの指令に対しての任務成功率はロイヤルナイツの中でも1,2を争うほどである。
敵と戦うときは常に一騎打ちで打ち破ることがクレニアムモンのポリシーであり、敵が強敵であればあるほど彼の悦びは至上のものとなる。
クレニアムモンの鎧はイグドラシルからコード操作されており、ブラックデジゾイドと化している。
クレニアムモン自身が鎧のデータにアクセスすることで魔槍クラウ・ソラスや魔楯アヴァロンといった武器や盾を鎧から生み出すことが出来る。
必殺技はクラウ・ソラスを高速回転させることで超音速のソニックブームを放つエンド・ワルツ、この技を受けたものは衝撃波によって全てのデータが破壊されるまで踊り続ける。
魔楯アヴァロンからは3秒間どんな攻撃も無効化することができる鉄壁の全方位防御・ゴッドブレスを発動する。

カードにて初登場したロイヤルナイツの1体でおそらく初登場した当時はもっとも影の薄かったであろうロイヤルナイツ。
同じくデジタライズブースター1で初登場したデジモンはほとんどがアクセルで育成できたため、かなり不順な扱いだった。
セイバーズでは他のロイヤルナイツがあんまりな扱いを受ける中でもっとも救われたデジモン。
あそこまでキャラが立つとは思いもしなかっただろう。

ゲームには全く登場していなかったがロスエボにてようやく登場し、パスワードクエストをクリアすることで出現するようになる。
 

 

コマンドラモン

特殊テクスチャーに身をつつんだ武装竜兵!
進化段階:成長期
種族:サイボーグ型
属性:ウィルス種
必殺技:M16アサシン、DCDボム
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジモンアクセルエビルゲノム
登場ゲーム:なし
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1

機械化旅団「D-ブリガード」の歩兵デジモン。
「D-ブリガード」は竜型サイボーグデジモンで構成された機械化旅団であり、決して表沙汰になることのないミッションに投入される特殊部隊である。
コマンドラモンの体表は特殊テクスチャー加工が施してあり、周囲の色をリアルタイムに判断し、あらゆる迷彩パターンを表示することが可能となっている。
そのため、ほとんどの「目標」はコマンドラモンの存在に気が付くことなく葬られることが多いという。
必殺技は携帯したアサルトライフルから放つM16アサシンと小型爆弾DCDボム。

ダークドラモンの成長期で、D-ブリガードの一般兵といえるデジモン。
どうみても軍隊に所属したアグモンだが、成長期では数少ないドラモンと付くデジモンである。
ダークドラモンが他のメディアで登場することが多くなった反面、コマンドラモンは初登場であったデジタライズブースター1とアクセルエビルゲノム以降ネクストでしか出番がない。
ネクストではバルバモン直属の部隊、コマンドメンツの一般兵デジモンとして登場、そこそこ出番があったりする。
 

 

シールズドラモン

暗殺任務を得意とするD-ブリガードの精鋭!
進化段階:成熟期
種族:サイボーグ型
属性:ウィルス種
必殺技:デスビハインド、スカウターモノアイ
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジモンアクセルエビルゲノム
登場ゲーム:なし
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1

コマンドラモン100体をふるいにかける特殊選抜試験「セレクション-D」を合格したコマンドラモンのみが進化するといわれているサイボーグ型デジモン。
目視捕らえることが不可能に近い速度での移動が可能であり、迷彩機能や銃などは使わず、体術のみで「目標」をしとめる能力を持ち、主に暗殺を任務としている。
必殺技は極限まで研いだナイフの一撃デスビハインドと、一瞬のうちに相手の急所を計測するスカウターモノアイ。

ダークドラモンの成熟期で、D-ブリガードのエリートといえるデジモン。
ストライクドラモンに似ているがこちらのほうが強そうだ。
コマンドラモンやタンクドラモン同様、ダークドラモンが他のメディアに進出する反面影に埋もれてしまった悲運なデジモン。
ネクストではバルバモン直属の部隊、コマンドメンツの隊長として登場、イリーガル補正の付いたアグモンに倒される。
そのほかにもクロスウォーズのアニメと漫画の両方にモブとして登場してる、アニメでスポットが当てられたら設定崩壊がもれなく付いてくるのでモブでよかったのかもしれない。
 

 

タンクドラモン

ロックオンした「目標」は撃墜必至!
進化段階:完全体
種族:マシーン型
属性:ウィルス種
必殺技:ストライバーキャノン、ブラストガトリング
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジモンアクセルエビルゲノム
登場ゲーム:なし
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1

機械化旅団「D-ブリガード」の暴徒鎮圧、強襲駆逐を任務とするマシーン型デジモン。
多数の「目標」を駆逐することに特化しており、圧倒的な火力を誇る。
同時に30体の「目標」をロックオンすることの出来るレーダーを装備しており、1体のタンクドラモンが欲しくした「目標」は他のタンクドラモンにもデータリンクされ、逃げ切ることは不可能とされている。
また、任務での生存率も非常に高く、今までの出撃で撃墜されたのは1体しかいないといわれている。
必殺技は小型核弾頭搭載の砲弾を放ち、半径30km内の全てを焦土と化すストライバーキャノンと、接近戦用に使われ、1秒間に3600発の弾を撃ち尽くすことのできるブラストガトリング。

ダークドラモンの完全体で、D-ブリガードの戦力を象徴するかのようなデジモン。
なお、撃墜された唯一のタンクドラモンが後にダークドラモンに進化したと思われる。
モチーフがタンクモンと被っているが、初期の機械デジモンに負けず劣らずの凶悪な装備を持っている。
ダークドラモンが他のメディアで登場することが多くなった反面、初登場であったアクセルエビルゲノムとデジタライズブースター以降はネクストでしか出番がない。
ネクストではバルバモン直属の部隊、コマンドメンツのデジモンとして登場したが、イリーガル補正でまだ完全体に進化していないアグモンたちに倒された。
 

 

ダークドラモン

機械化旅団「D-ブリガード」の最終決戦兵器!
進化段階:究極体
種族:サイボーグ型
属性:ウィルス種
必殺技:ダークロアー、ギガスティックランス
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジモンアクセルエビルゲノム、アルティメットゲノム、デジヴァイスic20X、デジモンクロスローダー(リーダー、デジメモリ)
登場ゲーム:デジモンストーリー(無印、サンバースト&ムーンライト、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)、デジモンセイバーズ アナザーミッション、デジモンワールド リ:デジタイズ
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1、デジタルモンスターカードゲームαEvolve3、デジモンバトルターミナル第4弾、第6弾、デジモンバトルターミナル02第3弾、デジモンクロスウォーズ超デジカ大戦第3弾、第4弾

機械化旅団D-ブリガードの最終決戦兵器であるサイボーグ型デジモン。
コードネームBAN-TYOと呼ばれる目標を排除する作戦で撃墜されたタンクドラモンが回収、D-ブリガードの研究機関で強化改造されて進化したとされている。
進化の際多量のダークマターが使用されたために暴走して消息不明になった。
現在はD-ブリガードも消息をつかめず、今でもコードネームBAN-TYOを探しさまよっていると思われる。
必殺技はダークマターをエネルギー弾として放つ禁断の大技、ダークロアー。
この技を受けて生き延びることが出来る存在はこの世界には皆無だという。
右腕に装備されたギガスティックランスは、デュークモンの持つ聖槍グラムに匹敵する。

アクセルエビルゲノムの看板役も勤め、コマンドラモン系譜の究極体でアクセルデジモンで2番目くらいに知名度のあるデジモン。
初登場のアクセルではコードネームBAN-TYOと融合してカオスモンになったもののオメガモンに対抗意識を燃やしたのかキャノン砲と関連性がないのにガルルキャノンにされてしまった。
アクセルアルティメットゲノムでもアイテム投与で進化できるが、同じくアイテム投与で進化できるBAN-TYO、ヴァロドゥルモン共々1日で元のデジモンに戻るためあまりありがたみがない。

そして上記の2体とアルティメットゲノムの看板スレイプモンに取り込まれてアルティメットカオスモンになるが、アルティメットカオスモンはワクチン3:1ウィルスな割合のため本当に気の毒である。
その後アクセルで登場した後進化前を黒歴史にしてデジヴァイスicに隠しデジモンとして登場、同時期にデジストやバトルターミナルでも出没、でも消息不明な割に進化前を差し置いて登場ってのはどうなんだろう。

バイオダークドラモンとしてではあるがセイバーズで遊城十代がバイオ進化したものの覇王とユベルの力が使えず、ネオスを召喚できなかったためかシャイングレイモンに敗れた。
というのは冗談でこの回は作画がいまいちなので俺に大不評
クロスウォーズではデジメモリに記録された伝説のデジモンとして登場し、アルカディモン戦で使用されたがアニメではオリジナルは登場せず、設定でも失踪しただけなのであまり伝説という感じがない。

なお、アクセルエビルゲノム以外どれもタンクドラモンから進化しないどころかタンクドラモン以下の世代が全く出てきておらず、D-ブリガードとはどういう組織なのかいまだに不明。
主役デジモンに偏っているリデジですでにポリゴンが作られているためかまさかの登場を果たしてくれたため、貴重な非主役デジモンの究極体の1体となる。
 

 

グランドラクモン

多くの天使を堕天させた吸血魔王!
進化段階:究極体
種族:魔獣型
属性:ウィルス種
必殺技:アイオブザゴーゴン、クリスタルレボリューション
初出:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1
登場携帯機:デジモンアクセルエビルゲノム、アルティメットゲノム(敵限定)
登場ゲーム:デジモンストーリー(サンバースト&ムーンライト(敵限定)、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター1、デジタルモンスターカードゲームαEvolve1

吸血鬼デジモンの王とされる魔獣型デジモン
古くからダークエリアに城を構え、七大魔王ですら手出しが出来ないほどの強さを持っている。
それでいて、物腰は紳士的であり、グランドラクモンの発する声には魅了の効果もあるため、グランドラクモンを討伐しようとした天使型デジモンを次々と堕天させたこともある。
このことから天使デジモンは非常に意志に問題がある連中であることが発覚したわけだがまあいい
不死身であり、ダークエリアが生まれる経緯に関係していること、デクスリューションに関する真実を知っていることなど、デジモンを語る上では重要なキーパーソンとなるデジモンとも言える。
必殺技はあらゆる敵を瞬時に氷の結晶体へと変えるクリスタルレボリューションと見据えた相手の心を闇のとりこにする邪眼、アイオブザゴーゴン。

デクスリューションの鍵を握るデジモンなのにも関わらずデクス系統と時期が大幅にずれた上にドラクモン系統はアニメには出ておらずアクセルエビルゲノムやデジストで登場しただけ
なかなか面白い設定を持つもののアニメに出ていないため他の暗黒デジモンと比べてもダントツで知名度が低いのは残念なことだ。

思いっきりガルフモンの二番煎じなデザインながらもアクセルデジモン特有のインフレ設定を持ち、個人的にアクセル最強デジモンは番長やカオスよりもこのグランドラクモンを推したい。
ぶっちゃけエビルゲノムはコードネームBAN-TYOと無理やり因縁付けられたダークドラモンよりもグランドラクモンのほうがパッケージに適してたんじゃないかと個人的に思う。

デジタライズブースターで他のドラクモン系統共々まさかの赤枠(Xデジモン)として登場したものの当時はクロニクルもゼヴォも終わってるしでタイミングを思いっきり間違えた。
ちなみにデジタライズのグランドラクモンはマタドゥルモン共々壊れカードである。
 

 

カオスモン

鮮烈!聖邪を超越した混沌の騎士!!
進化段階:究極体
種族:特異型
属性:ワクチン種
必殺技:覇王両断剣、ダークプロミネンス
初出:デジモンアクセルジャスティスゲノム、エビルゲノム
登場携帯機:デジモンアクセルジャスティスゲノム、エビルゲノム、ネイチャーゲノム、アルティメットゲノム、デジヴァイスic20X、デジモンクロスローダー(デジクロス)
登場ゲーム:デジモンストーリー(サンバースト&ムーンライト、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)、デジモンセイバーズ アナザーミッション、デジモンワールド リ:デジタイズ
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター2、デジモンバトルターミナル第4弾、第5弾、デジモンバトルターミナル02第3弾、デジモンクロスウォーズ超デジカ大戦第4弾

ジョグレス前のデジモンのデジコアをそれぞれ保持し、非常に不完全な状態でその姿を維持している特異型デジモン。
本来ならばジョグレスで2体のデジモンのデジコアが完全に融合し、新たなデジモンに生まれ変わるが、カオスモンはジョグレス前のデジコアをそのまま保持している。
カオスモンとは「存在し得ない」デジモンのコードネームであり、デジタルワールドのセントラルドグマでは絶対にありえないバグである。
極めて不安定な存在であるため寿命が非常に短いが、デジタルワールドの管理システムが放つバグを排除するプログラムの影響であると推測される。
このカオスモンはバンチョーレオモンとダークドラモンがジョグレスして生まれたと見られており、両腕が2体のデジモンの頭部になっている。
必殺技はバンチョーアームに装備されたBAN-TYOブレイドから繰り出される無敵の一刀両断技、覇王両断剣とダークドラアームに装備されたギガスティックキャノンから自身のデジタル細胞を撃ち出すダークプロミネンス。

誰もがオメガモンの二番煎じと見るが、正確には三番煎じである(二番煎じはスサノオモン)。
後に発売されたネイチャーゲノム、アルティメットゲノムでもヴァロドゥルモンやスレイプモンをジョグレスさせることでお目にかかることができ、アルティメットゲノムではこの2体も融合したアルティメットカオスモンが登場した。
使いまわすくらいなら新規で隠しデジモンを作ったほうがよかった気がするが、他のアクセルデジモンを見る限り既存デジモンの二番煎じになるだろうからこれはこれで…よくないな
アクセル全作に登場したがカオスモンカラーのアクセルは発売していない。
なんだかんだで今でも謎の多いデジモンで、肝心の2体がジョグレスした理由は謎に包まれている。
なお、ダークドラモンの代わりにヴァロドゥルモンが融合した状態はカオスモン:ヴァロドゥルアームと呼称されるが同様にスレイプアームがあるのかは不明。
ちなみにBAN-TYOブレイドは本来はバンチョーレオモンの漢魂と同じく日本刀のような片刃であるが、初出の公式絵以外のイラストはすべてオーソドックスな剣のように両刃になっている、というかこのサイトのドット絵でも両刃だ。
クロスローダーではダークドラモンとキメラモンのデジクロスとしても登場しているがバンチョーレオモンからはデジクロスできない。
リデジにおいては非主役系でありながら新規の公式絵が描かれ、貴重なマイナー枠の究極体にもなった。
 

 

ディアトリモン

怒涛の特攻で追撃する、咆哮の古代鳥!!
進化段階:成熟期
種族:古代鳥型
属性:ワクチン種
必殺技:メガダッシュインパクト、デストラクションロアー
初出:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場携帯機:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場ゲーム:デジモンストーリー(無印、サンバースト&ムーンライト、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター2、デジタルモンスターカードゲームαEvolve3

強力な脚力を持ち、生きた化石と呼ばれる古代鳥型デジモン。
翼は飛ぶのに適していないが、その代わりに強靭な筋力を持った脚を供えており、時速200km/hを超える速度で疾走することが可能である。
また、非常に凶暴な性格であり、動くものは全て的とみなし襲い掛かる習性を持つ。
全身を覆う羽毛は金属を含有しており、よほどの攻撃で鳴ければディアトリモンにダメージを与えることは困難であると思われる。
必殺技は怒涛の体当たり、メガダッシュインパクトと広範囲にダメージを及ぼす巨大な咆哮デストラクションロアー。

キウイモン、オニスモンなどに次ぐ古代鳥型デジモンで、モチーフは古代に生息していた鳥、ディアトリマ。
ファルコモンの成熟期であるが、セイバーズに出る際モチーフが同じ走る鳥であるペックモンに系譜から蹴落とされてしまった。
 

 

ヤタガラモン(アクセル)

黄金郷へと誘う、試練の妖鳥!
進化段階:完全体
種族:妖鳥型
属性:ワクチン種
必殺技:甕布都神、羽黒
初出:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場携帯機:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場ゲーム:デジモンストーリー(無印)
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター2

三本の足を持つ異形の妖鳥型デジモン。
漆黒の体は見るものに邪悪なイメージを与えるが、デジタルワールドの東方に存在する「黄金郷」へ選ばれし者を導くと伝えられている。
デジタルワールドの東方はまだ謎の多い地域であり、「黄金郷」は幾重もの聖なる結界に守られているといわれている。
ヤタガラモンの導きによって結界が解除されるといわれるが、口伝ではヤタガラモンから出される「三重の試練」を乗り越えたものだけが黄金郷へたどり着け、試練に耐えられなかったものはダークエリアへと送られてしまうと伝えられている。
必殺技は両翼についた独鈷杵から生み出されるエネルギーを前足にこめて放ち、相手デジモンのデジタル細胞を0と1の状態まで分解する甕布都神と漆黒の羽から発する黒い光によって周囲3kmを闇夜に変えてしまう羽黒。

デジモンの世界観をさらに広げたと思われるデジモン。
ファルコモン同様セイバーズに登場するに当たってデザインが変更されたが玩具的な都合でもあったのだろうか。
追い討ちをかけるかのごとくセイバーズ版が正史扱いされてしまい、こちらは完全に黒歴史にされてしまった。
一応ヴァロドゥルモンの完全体ではあるが、モチーフで見るとかなり浮いている。
 

 

スピノモン

雨のごとく剣を降らせる、知性派恐竜!
進化段階:究極体
種族:恐竜型
属性:ウィルス種
必殺技:ソニックスラッシュレイン、ブループロミネンス
初出:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場携帯機:デジモンアクセルネイチャーゲノム、アルティメットゲノム(敵限定)、デジモンクロスローダー(兵隊)
登場ゲーム:デジモンストーリー(サンバースト(敵限定)、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター2、デジタルモンスターカードゲームαEvolve2

緑深きジャングルに生息する恐竜型デジモン。
デジタルワールドに生息している恐竜型デジモンの中でも最大、最強のパワーを誇り、ディノレクスモンと同等の強さを持つといわれている。
闘争心が非常に高く凶暴な存在であるが、驚くべきほどの知能を持つことが最近の研究で明らかになっている。
大きな特徴である背中のブレードは、優れた防御力と攻撃力を持っており、スピノモンが直接攻撃を受けた場合、攻撃者のほうに致命傷に深い傷を負ってしまう。
必殺技は背中のブレードを一斉に発射するソニックスラッシュレインと体内に蓄積した金属を15000度まで加熱し、プラズマ化させて放つブループロミネンス、背中のブレードは無尽蔵に生えてくるため、弾切れする心配がない。

ディノレクスモンに続いて登場した純粋な究極体の恐竜型デジモン。
アクセルネイチャーゲノムのアースオレンジの看板デジモンであるが、ネイチャーゲノム以降はD-ブリガードやコードネームBAN-TYOなどを関連付けるストーリーがなくなったため、このスピノモンはただの究極体デジモンということになる。
ディノレクスモンと同等の実力ではあるが、そのディノレクスモンの実力がわからないため強さがはっきりしない、公式的にはX抗体を持った究極体デジモンがかなり強いといいたいのだろう。
アニメではオリジナルは未登場、セイバーズにて放送当時人気を集めたイワンがバイオスピノモンに進化し、淑乃への愛でロゼモンを圧倒しただなんて口が裂けても言えない。

なお、ネイチャーゲノムの他の看板デジモンが今なおその設定のインフレぶりで有名なヴァロドゥルモン、3年ぶりに現れた第2、第3のオリンポス十二神であるメルクリモン、ネプトゥーンモンといった豪華(?)な顔ぶれなため、少々インパクトが薄くなってしまっている
それでもスピノモンがディノレクスモンと共に機械化、人型化する傾向な究極体デジモンの中で生身かつただの恐竜型デジモンとして登場したことは評価されるべきだと思う。
 

 

ネプトゥーンモン

全海生デジモンを統べる、鱗鎧の海神!
進化段階:究極体
種族:神人型
属性:ワクチン種
所属:オリンポス十二神
必殺技:ウェーブオブデプス、ボルテックスペネトレート
装備:キングスバイト
初出:デジモンアクセルネイチャーゲノム
登場携帯機:デジモンアクセルネイチャーゲノム、アルティメットゲノム(敵限定)、デジモンクロスローダー(リーダー)
登場ゲーム:デジモンストーリー(無印、サンバースト&ムーンライト、ロストエボリューション、超クロスウォーズレッド&ブルー)、デジモンセイバーズ アナザーミッション
カード:デジタルモンスターカードゲームデジタライズブースター2、15thアニバーサリーボックス(デジタライズブースター2のシルバーエッチング仕様)、デジタルモンスターカードゲームαユナイテッドブースター2、デジモンクロスウォーズ超デジカ大戦第1弾、第2弾、第3弾、デジモンジントリックス第1弾

全ての海生デジモンを治める神人型デジモン。
ネプトゥーンモンの体を覆うスケイルメイルは、機動力、スピードに優れるブルーデジゾイド化されたクロンデジゾイドで出来ており、海中を恐るべき速度で移動することが可能である。
超深海に建設されたアビスサンクチュアリを居城としており、超深海の水圧に耐えられる者だけがアビスサンクチュアリに入ることが出来る。
必殺技は思念を持つ槍、キングスバイトを打ち出すボルテックスペネトレートと全てのものを飲み込む極大津波ウェーブオブデプス。

メルクリモンと共にアクセルネイチャーゲノムで初登場した第2、第3のオリンポス十二神でアクセルネイチャーゲノムのグランブルーの看板役も勤めている。
同時に登場した水系の成長期、スイムモンとは特に関連性はないようでメルクリモン、スピノモン共々他のアクセルデジモンのように決まった進化系譜も作られていない。

アニメではメルクリモンに続く形なのかそうでないのかクロスウォーズで登場した。
顔のデザインが変更され、人っぽかった口元が魚人とペンギンを足して2で割ったような感じの顔になった。
上のドット絵では判別しづらいが右側がクロスウォーズ版のつもり。
最終的に自分の武器であるキングスバイトで自滅するという神人型デジモンとしてあらぬ失態を見せてネタキャラの地位を確立した。
後に復活した際マッドレオモンはただのレオモンになったが、こちらは顔すら変わらなかった、そんなにペンギン面が気に入ったのだろうか。
 


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